2020年グローバル投資意向調査によると、東京はグローバル機関投資家の選ぶ不動産投資先として3位にランキングされ、回答者の56.1%がアジア太平洋地域で2020年に選好する投資先都市のひとつとして東京を挙げた。日本の都市としてトップであり、グローバル機関投資家の65.9%と58.5%がそれぞれ選好したシドニーとメルボルンに迫る結果である。
一方、欧州と北米の投資家は、それぞれ83.3%、80.0%が不動産資金の投下先として東京を選好し、このグループでは東京が不動産投資先都市として第一位に選ばれた。
また大阪は、2020年アジア太平洋地域で選好する不動産投資先として機関投資家の46.3%が挙げ、2019年第7位から2020年第4位と飛躍的に順位を上げた。また、北米の投資家は80.0%が同都市を選好投資先に選んだ結果、大阪は東京と首位を分け、また欧州の投資家は75.0%が大阪を選びシドニーと同等2位となった。「その他の国内都市」は機関不動産投資家の19.5%が選好し、アジア太平洋地域の第10位に選ばれた。
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