投資のリターン キャピタルゲインとインカムゲイン」



◆キャピタルゲインとインカムゲイン◆

 キャピタル・ゲインとは、資産の価格上昇による収益のことで、いわゆる「売却益」に相当します。例えば、1,500万円で購入した物件が2,000万円で売却できた場合、その差額である500万円がキャピタル・ゲインです。  これに対してインカム・ゲインとは、資産を保有することによって得られる収益のことで、家賃収入などのことを言います。


 不動産投資は、一般的にはその両方を組み合わせた投資になります。物件を購入して、それを賃貸物件とすると、保有している期間はインカム・ゲインが得られ、売却した際に値上がりしていればキャピタル・ゲインが得られます。

 一方、売却する時に値下がりしていれば、キャピタル・ロスとなりますので、結果的には損することもあります。例えば、1,500万円で購入した物件から家賃収入が5年間の累計で375万円あったとします(利回り5%)。この物件を売却するときに1,000万円でしか売れなかったら、500万円のキャピタル・ロス(売却損)が発生しますので、通算では125万円の損失となります。


 極めて当たり前のことなのですが、改めてキャピタル・ゲインの性格を考えてみると、「キャピタル・ゲインとは運が良いか悪いかがKey」と言えます。

 つまり、将来の値上がりは確実ではなく、値上がりするか、値下がりするか分からないが、運が良ければ儲かるという性格があります。投機的というか、ギャンブル的要素があります。従って、一気に儲かることもあるが、大きな損失を被ることもあるという性格を持っています。


 一方、インカム・ゲインというのは、「時間がお金を産む」と言えます。人口が増加している地域に住居用不動産を購入した場合、相場で貸すなら空室率はそれほど高くならず、安定的に収益が獲得できます。ただし、キャピタル・ゲインのように投機的/ギャンブル的ではないので、一気に儲かるようなことは稀です。


 「インカムゲインについて」は、安定的な収入が得れることがメリットで、不動産価格の値上がりの期待値が低めである場合が多いというデメリットがあるということ。

「キャピタルゲイン」については、売却益による、比較的短期間で大きな収入が得れる事がメリットであるが、必ずしも物件の価格が値上がりするわけではないということ。双方にメリット・デメリットがあり、現在保有されている資産や、キャッシュフローの状態を鑑みて、ご自身の投資趣向にあった投資方法をお勧めさせて頂きます。